美魔女じゃないアラフォーの私が年下君とセフレに
サヤカ
30代後半
東京都
ストレス解消と興味本位で・・・
38歳、大手ゼネコン勤務のサヤカです。見た目は、たまに、「米倉涼子」さんに似ていると言われることがありますが、自分では似ていると思ったことがありません。
大学卒業後、社会人となってから、常に結婚願望を抱いていたのですが、仕事のほうが楽しくなっていき、何度か結婚と仕事を天秤にかける事態に直面したのですが、その都度、仕事からの「引き」に負けて、今に至っています。
今でも本当は結婚したいです。でも、結婚を手にすることと引き換えに背負うものの重みを考えると……今の状態が最良なのかなと思ってしまいます。
互いに、適度な距離を置きながら、適度に会い、適度に愛し合い、適度に喧嘩もする。そんな適度な相手を探してきました。
家では、ほとんどテレビは観ません。ネットは大好きで、いろんな情報はほとんどネットから得ています。
ストレス解消のために……アダルト動画をたまに覗いて観ていましたが、ついでに、ほんの遊び心で、「出会い系」も冷やかし半分で覗くようになりました。「PCMAX」というサイトです。
美魔女よりも背伸びしない自分を見せる
たくさんいるんですね、出会いを求めている人たち。そう言う自分も同じだったり、ということに気づいて、冷やかし半分でいろんな人にコンタクトを取るようになりました。
個人的には、うんと年上はダメで、同世代か、できれば年下君がいいな、と思っていたので。思い切って、うんと年下にチャレンジしてみました。20代前半から後半にかけての男子たちに。
私がずっと心がけていることは、「等身大」ということです。女って年を重ねてくると、自分を、より若く見せようとする心が働いてくるんです。例えば「美魔女」って言われる人たち。40代、50代になって、20代の若さを追求しているようなお姉さまたちを見て、「ありのままでも普通に美しいだろうに」と思います。
女優の吉永小百合さん。あの方、等身大のありのままの美しさですよね。変に若作りしていない感じ。
私も、「30ウン歳」の嘘偽りの無い姿を相手に伝えようと努めています。変に若者に媚びたりとか、若者言葉を使ってみたりもしないし、「昭和生まれ」とバカにされたとしても、「昭和生まれの人がいい」という人を目指せばいいのであって、無理にウソの自分を演出する必要はない、とのポリシーでやってきました。
だから、メールでやりとりしていても、分からない若者言葉に出あっても、知ったかぶりしないで、「それ何? おばさんに教えて~」なんて、自分を「おばさん」呼ばわりもします。でも、そういう「おばさん」が好きだって相手は言うし、そういう男子と付き合うほうが気が楽ですよね。
20代の年下くんをその気にさせるテクニック
相手が20代の男子っていうのは、ある意味楽なんです。ほとんどが「ヤリタイ」って人ばかりだから。変に気取って、格好つけて「きょうは、セックスっていう気分ではないんだ」なんて自分の心にウソをつく人はいないです、20代に限っては。
そんなギラギラした相手を前にして、同様にこちらもギラギラした感じは絶対に出しません。自分の心にウソをつきます、アラフォーの女は。
そのうえで、心がけていることは、「香り」と「ボディタッチ」です。男子は、この2つに弱いものです。
香水は、いくつか用意していて、その時のこちらの気分、相手のタイプに応じて使います。そして、喫茶店でも居酒屋でもバーでも、テーブルに対面して座らないで、カウンターに隣同士で座ります。そこでおしゃべりしながら、ほのかに香りを感じさせ、「あ、なんか、糸くずが」なんて言いながら、片口の辺りを触ります。
それだけで男子は突撃準備に入ります。
ベッドの上では、相手に合わせて自分の立ち位置を変えます。甘えん坊クンには手取り足取りのお姉さまに。オラオラ系の彼には従順な女になります。もちろん、どちらの場合でも、火がついたら手が付けられなくなるくらいにエッチになります。本能のままに。
年下くんの公務員とセフレ体験
先月、知り合った、一回り年下の25歳の公務員の彼。背はそこそこ高いのですが、いわゆる「ガリガリ」クンで、小学校、中学校、高校と天文部で、大学ではテニスサークルに入ったけれど、テニスは大の苦手だったという不思議な彼。
銀縁眼鏡をかけて一見、「ロリコン」っぽい雰囲気なんですが、「年上好き」とのこと。
最初に会って、喫茶店で話していたときは、緊張でガチガチな感じだった彼ですが、その後、カラオケに行って、隣に座ったとたんにだんだんと大胆になってきて、こちらの手を握ってきたり、脚に触れてきたり、もう、「したい」っていう気が噴き出してきてる感じで。
1時間もしないうちに、ホテルに「連行」されて、部屋に入るなり、シャワーを浴びさせてもらえず、ベッドに押し倒されてひたすら”クンニ”され続けました。
ソコにも香水をふりかけておけばと思ったのですが、そんなことは彼、お構いなしにずっと舐め続けていて……。
彼に言わせれば、「38歳の飾らないサヤカさんが好き」ということなのかもしれません。
これからも、ありのままの自分で勝負していきたいと思っています。