出会いサイトでレズビアンのパートナーが見つかった
まぁや
30代
宮城県
レズビアンの出会いを求めPCMAXへ登録
わたしは、宮城在住の30代、女性です。仕事は事務系で、よく仲間由紀恵に似ているねと言われます。長い黒髪が、似ているそうです。
わたしには性的な悩みがありました。それは、同性しか恋愛対象ではないことです。小さい頃から友達を好きになってしまうことがあり、自分が性的少数者だと気が付いたのは中学生のときでした。自分が思っている好きが、性的なことも含めての好きだと分かり、ショックでもありました。わたしがいわゆる、レズビアンであることは両親も知りません。恋人ができたこともありません。いつも片思いで終わったり、相手が知らないうちに失恋していたりするだけでした。
ですが、このまま自分のことを誰にも理解されずに過ごすのは悲しいと思い始め、パートナーになってくれる人がどこかにいるはずだと探し始めたんです。レズビアンとの出会いは、日常では滅多にありません。しかも、宮城という場所は東京や大阪などと違い田舎です。変な噂が広まってしまったら、たぶんわたしは仕事を失うでしょう。
そう考えたわたしは、ネットサイトでパートナーを探し始めました。利用したサイトはPCMAXという出会い系です。女性の利用が無料であるということと、アクティブメンバーの多さに惹かれました。無料ならいつ止めても良いと思ったんです。
日記にビアンの悩みを綴った
PCMAXにメンバー登録をしてから、早速掲示板を見てみました。やはり、異性との出会いを求めるコメントがほとんどで、女性同士のパートナーを求めるものはありませんでした。そこで、掲示板に同性のパートナーを求めていることと、日記の公開を始めました。日記にはこれまでわたしが悩んできたこと、辛かったことを書きました。日記への反響もあり、辛いコメントもありましたが、大抵は好意的に捉えられるコメントでした。
その日記を見ているという女性から連絡を貰ったのは、わたしがPCMAXに登録してから3ヶ月ほど経ったころでした。彼女も同性愛者で、最初は友達を募集していたのですが、わたしの日記を見るうちに同性愛者であることを隠したくないと思い始めたようでした。そして、彼女とのチャットでのやり取りが始まりました。
最初のうちは彼女の悩みを聞いてあげたり、励ますことが多く、お悩み相談室みたいになっていました。彼女は20代前半で、わたしとは10歳差です。大学の友達にも、自分が同性愛者であることは言っておらず、わたしとのやり取りが彼女の救いみたいでした。そして、しばらく経ったころに彼女のほうから会ってみたいと言ってくれました。それは彼女にとってはすごく勇気がいることです。わたしも同じ境遇にいる彼女に会ってみたいと思い、OKしました。
初めてパートナーができた
彼女は福島に住んでいたので、連休にわたしが福島に行き会いました。彼女はショートカットで活発そうな見た目で、手足が長いという印象でした。でも、話してみるととっても繊細で、周りに気を使える女性でした。お互いに緊張してましたが、話をしているうちにチャットでのやり取りと同じように打ち解けることができました。
買い物をしたり映画を見たり、食事をしたりして普通の恋人みたいなデートをした後、わたしが泊まっているホテルで飲み直そうということになり、お酒を購入して部屋に行きました。異性愛者の女性同士なら変な気は起きないかもしれませんが、わたしたちはレズビアンです。わたしも彼女もドキドキしながらぎこちなく飲んでいました。そして、彼女のほうから手を握ってくれたんです。彼女がわたしに欲情してくれたのが嬉しくて、気がついたら抱き締めていました。
その日は一緒にホテルに泊まりました。その後、彼女とちゃんとお付き合いすることになり、初めてパートナーができました。お互い手探りの状態ですが、とても幸せです。
まぁやさんが利用したサイト→PCMAX(18禁)