愛人募集掲示板で愛人契約をした体験談
はるか
20代前半
東京都
お金が必要で愛人募集掲示板へ
「愛人」というものを始めて7年が経とうとしています。最初に関係を持ったのは二十歳の大学生の頃。今は社会人となり広告関係の営業をしています。
もともと実家が貧しかった私は、大学に通うためには自分で生活費や学費を稼ぐ必要がありました。大学に入学してすぐに、TVドラマや漫画の知識を元にすぐにキャバクラで働き始めました。夜のお仕事に興味があったわけでは無いですが、学費や生活費を賄えるほどのバイトは水商売しか無いと思っていたのです。しかし、複数のお客さんを上手くコントロールすることや休みのときにまで及ぶメールのやり取り、営業活動、加えてお店の女の子達との人間関係に疲れてしまった私は、なんとか別の方法を探したいと思うようになりました。
そんなときにふと、ネットで愛人募集ができる掲示板に出会ったのです。お金を稼ぐ方法を色々なキーワードで検索しているうちに、たどり着いたのがそのサイトの掲示板でした。子供の頃から貞操観念の強かった私は、キャバクラで働きながらも、お客さんと体の関係を持つようなことは避けていたので、愛人として体を売ることにはもちろん抵抗がありました。でもお金は必要だったのです。
関係の良い愛人を探すためには
掲示板に掲載されている、愛人を募集している男性が提示している金額は、一回で3~5万円であったり、ひと月の契約で数十万円であったりと、特に有名店でもないキャバクラで働いていた私にとってはあまりにも魅力的な数字でした。愛人になるしかない、でもお金で性行為はしたくない。そんな悩みで身動きが取れなかった私は、最終的に恥を忍んで「男性経験がない」ことを掲示板の募集メッセージで正直に伝えました。
過去に望まない行為などが有り、正確には経験が0ということはありませんでしたが、自分の感情的には嘘ではありませんでした。男性経験が無いので最後までするのは怖い、ゆっくりと自分に教えて欲しい。と伝えたのです。今思えば良いテクニックだったのかもしれませんが、清純な女の子だと思ってくれたのか引き合いは多く、自分のことを理解してくれる男性を見つけることが出来ました。そのころはまだ学生でしたし、比較的童顔で小柄だったので通用したことかもしれません。
理解してくれる男性を見つけるには、最初からホテルに入るのではなく、お金をもらえなかったとしても一度カフェで会ってお話をすることをおすすめします。それを受け入れてくれる方は非常に誠実である場合が多いように思います。その時点でお小遣いをくれる男性もいましたし、自分から性病の検査を提案してくれる人もいました。その中で私は長くお付き合いする人を見つけることが出来たのです。
香川照之似の彼と愛人契約
彼は当時45歳くらいで代々継いできた自分の会社を経営していました。芸能人で例えるならば香川照之さんのような雰囲気で、小柄で優しい方でした。
契約として最初は都度5万円からはじめました。そして私の条件は、私が良いというまで挿入は無しでお願いするというものでした。今思えば、この程度の奉仕で、都度5万円はとてもいい条件だったと思うのですが、その方は受け入れてくれました。おおよそ週に1回、先方の都合が悪ければ2週間に1回ほどの頻度で会っていました。彼は家庭を持っていたので平日の昼しか時間がなかったのですが、学生の私は都合を合わせることが出来ました。
会った日はたいていお寿司や鉄板焼きのお店に連れて行ってくれ、海外出張の後にはブランド品をプレゼントとしてもらうことも有りました。もちろんホテル代なども彼が負担してくれました。流石に途中から体の関係を強く望まれましたが、その人の人柄に安心していたので性行為もするようになり、月の契約で10万円ほどもらうようになりました。
その関係を2年ほど続けた後、私も就職し上京するということも有り、その時点で彼との愛人契約は終了となりました。他の学生の女の子を探さないとなぁ、なんて言っていたことを覚えています。
東京で再び愛人募集
愛人としての生活に慣れてしまっていた私は、社会人になっても愛人募集を辞めることはありませんでした。金銭感覚が狂ってしまっていたというよりも、数時間で5万円を貰える仕事があるということを知ってしまったが故に離れることができなくなっていたのです。
同じ掲示板で、今度は東京で探し始め、すでに体の関係への抵抗が無くなっていたため、愛人を見つけることはそう難しくはありませんでした。社会人になってしまったので、周囲にバレることも怖く、長期的な関係を続けるというよりは短期間の愛人契約を複数人とすることが多くなりました。休日に会うことが中心でしたが、知り合いに会うことが怖いので、服装の雰囲気を変えたり、出来るだけ都心を避けるようにしています。都度3~5万円での契約がほとんどです。やはりなかなかこの生活が抜けられず。
特定の同年代の彼氏を作りにくくなかったことは少し残念に思いますが、働きながらの愛人としてのお小遣いを貰っているので、欲しいものや旅行を我慢することがなく今のところは充実した毎日です。これから愛人になることを考えている方は、一度始めると抜け出すことは難しいことを強く認識して始めてほしいと思います。また是非、お金にはならなくても焦らずに一度は体の接触無くカフェで話すだけ、というところから始めることをおすすめします。
いいですね