兄活はパパ活より気楽に稼げる
えみ
20代
東京
私が兄活を始めたのは、パパ活の面倒臭さからでした。
パパ活は以前からおこなっていて慣れていたのですが、正直なところ年の離れたパパとの関係は気を遣うことも多くて疲れていました。単価は良いのですがいつもデートはパパの好みに合わせた服装やメイク、話題を用意しないといけないので月に何度もやるのは難しく段々面倒となってしまっていました。
そんな時に知ったのが兄活で、パパ活よりも気軽さがありそうなので興味が湧きました。兄活は基本的にはパパ活と同じですが、年齢が近い分話し易いですし自然体で臨むことができるのが魅力です。
パパほどお金に余裕がない人が多いですが、あまり高額なお小遣いをもらうのも気が引けますしちょっとしたお金だけもらって気楽に頻繁に会うことができる兄活はハードルが低くてやりやすいです。
私は兄活にはパパ活と同じアプリを利用していました。パパ活をしていた時にはあまり気にしていなかったのですが、パパ活アプリの中には兄活を示唆するような人が意外といました。そんな人に声をかけてみると交渉はスムーズにまとまります。お兄ちゃんは出せる金額が低いことを気にしていましたが、こちらがそんなことは大丈夫という意思を伝えれば問題ありません。
私が初めて会ったお兄ちゃんは2歳しか違わない人でした。上場企業に勤めているとのことだったのでお給料は良かったですが、それでもパパ活ほどではありません。
ですが実際に会って一番に思ったのはすごく親しみやすいというものでした。パパは年上が離れているからの安心感はありますが、なんとも言えない緊張感があります。
ですが兄活ではあまりそのことは感じません。一応敬語を遣って話はしていたもののそんなに堅苦しい感じにはならずにおしゃべりをすることができました。
デートで行ったお店はパパ活の時より数段落ちますので一瞬残念に思いましたが、その分会話でカバーすることができるので楽しい時間を過ごすことができます。食事の後はカラオケに行きましたが、これもパパ活ではあまりなかったことなので新鮮でした。1回だけカラオケ好きなパパと行った時は全然好みが合わなくてニ度と行かないでおこうと思いましたが、お兄ちゃんとであれば雰囲気も良くなります。
結局最初のデートは食事とカラオケのみで、プレゼントもなく貰えたお小遣いも5,000円程度でしたが充実感はありました。これなら続けられるかと思ってその後も何度かそのお兄ちゃんと会いました。
兄活のメリットは年が近いことですが、それはデメリットにもなります。2人目に会ったお兄ちゃんも良い人だったのですが、しばらくするとあちらに恋愛感情が芽生えてきてしまったようで断り方に苦労しました。私は完全に割り切った関係を希望していたのに付き合ってくれと言われた時には正直うんざりしました。その辺はパパ活の方が心配がなくて良いです。
最初の人との関係を断ったのも体の関係を匂わせ出したからだったので、お兄ちゃんの若さが望まない方向に作用するリスクは考慮しておいた方が良いと思います。なので私は1人と会う回数には上限を設定するようにしていますが、金額にこだわらなければお兄ちゃん候補は少なくないので十分成り立ちます。